ただ売れているからといって、手にとってみると全然オススメ出来ない本だった。よって、リンクも無し。
タイトル通り、内容は米国の貧困層のルポになっている。そこまでは、いい。ルポの内容自体は事実だろう。
だが、新自由主義批判などは左翼そのものだ。著者はそのうち、社民党などから国会議員に立候補するのではないだろうか。
新自由主義の民主主義では「国民はなるべくものを考えない方が都合がいい」と述べているが、これは真逆で一人ひとりが利益を求め価格などを見て自由に行動するからこそ、経済が成長し富の再分配も出来る、となるのだ。
社会主義を訴える人は、どの年代どの国でも必ず存在すると思うので、この種の本が出ることは別にいいが、人びとが扇動されないことを願いたい。