2/07/2010
【書評】本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術ーーー成毛眞
初めて成毛眞さんの本を読んだ。成毛眞さんはマイクロソフト日本法人の元社長で、堀江貴文さんによると随分モーレツ営業をしていたらしい。
成毛眞さんの主張は明快で「人と同じことをするな!そのために本を読め!それも様々なジャンルの本を同時に!」ということだ。人生は道楽と言う成毛さんにとって、人と同じ「フツー」の人生など苦痛以外の何ものでもないのだろう。まったく、同感だ。
「人と同じことをするな」というのは、古今東西色々なところで聞く。逆に言うと、それだけ人は他人と同じことをしがちで、同じことをしていることに安堵感を得ているということだ。
「人と同じことをするな」と聞いて思い出すのが、堀紘一さんだ。本書は、そのままタイトルになっているが、堀さんも「本を読む」ことを随所で薦めている。
上記の2冊とも、かなり読みやすい。文章でも口頭でも、読みやすく伝わりやすい言葉を使うためには本を読むことから始めるべきなのだろう。