2/14/2010

【書評】現代の金融入門ーーー池尾和人



その名の通り、金融の入門書になっている。4月から金融機関に就職するということもあって、読んでみた。最近、新版が発売されたので合わせて購入した。新版の方は旅行に持っていこうと思う。

「そもそも金融とは」や「金融機関(主に銀行)の役割・機能」について平易に書かれているため、金融機関の関係者だけでなく、経済活動に関わる人なら(つまり、どんな人でも)読んで損はない本である。
出来れば、今の自分のような就職前の大学生は読んでおくべきだと思う。さらに言うなら、大学などの教育機関での金融教育が必要だと感じた。

運用各社、相次ぎ大学に投資講座---NIKKEI NET

このようなニュースが昨日あったが、経済活動にとって切って切り離せない「金融」については「資産運用は不労所得」「金を右から左に流すだけ」などと思わないように、学生のうちから教育を施す必要がある。