2/28/2010

【書評】ゲーデルの哲学ー不完全性定理と神の存在論



3冊目。
最近まで、ゲーデルという人物についてはよく知らなかった。何処で聞いたかも覚えてないし、なんとなく耳に残っているくらいだ。

本書の帯には「これで不完全性定理がわかる!」とあるが、一回読み通した自分は「なんとなくわかったような、よくわかっていないような」感覚にある。自分の中で上手く反芻できておらず、ぼんやりイメージは出来ているが他人に説明しようとすると上手く説明出来そうにない、そんな感覚だ。

最近はこのような類の、科学者の本や科学の本に興味がある。日本で理系の勉強をしてきた身として文系より有利だと思うのが、物理や化学の基礎が頭に入っていることだと思う。ただ、その分歴史などは高校受験レベルしかないと思うので、歴史は一度体系的に勉強してみたい。