11/09/2009

【IT】10年後のパソコン

デルAdamo XPSは11月18日発売、17万4000円から---engadget Japanese

新しいPCのニュースを見ると、マイクロソフトの採用面接で「10年後のPCってどうなっていると思いますか?」と聞かれたことを思い出す。どう答えたかはよく覚えてないが、確か無線LANが街中に張り巡らされていて誰もがPCをどこでも扱うようになっていると答えた気がする。今思えばこれは「使い方」の話であり、現在の延長線上以外の何物でもないから、的外れでつまらない回答だ。

これからPCはどう進化するのだろうか。デルの新製品のように「薄く」やVAIOのTYPE Pのように「軽く」、エイサーのPCのように「安く」は当然の流れだと思うが、「薄くて軽くて安いPC」はそもそも大きな需要を生み出せるのだろうか。ビジネスマンには需要があるかもしれないが、これも現状の延長線上に過ぎない。

学生や女性もある程度は日常的にPCを使っている。しかし、「安い」は嬉しいかもしれないが「薄くて軽い」必要は必ずしもない。OSもWindows7でもXPでも、どっちでもいいのかもしれない。そもそも、PCよりも携帯電話のほうが身近だろう。

もし、PC市場の起爆剤があるとすれば、現状の延長線上にはない「何か」だろう。答えは今は思いつかないが、考える価値はある。