12/13/2009

【経済】Amazonマーケットプレイス

先日、初めてAmazonマーケット・プレイスで買い物をしてみた。マーケット・プレイスでは、様々な本屋がAmazonをインフラとして、中古本や新品の本を売っている。本の価格は本屋が決めるが、配送・手数料は一律で340円(1冊ごと)、決済など手続きはAmazonのサイト上でクリックだけで完結する。

0円で売ることは出来ないらしく、中古本の価格は1円~新品での価格(当然、新品価格の中古本は売れないから、多少安くなる)まであるのだが、驚くのは1円で出品している本屋が非常に多いことだ。例えばベストセラーになった梅田望夫氏の「ウェブ進化論」では、169点中、42点が1円だ(2009年12月13日現在)。→ウェブ進化論のマーケット・プレイス

もちろん、配送料が340円かかるため実際にかかるのは341円になる。ウェブ進化論(新品798円)では、実質57%引きで購入可能ということだ。単行本などではさらに安くなるケースもある。


長々と説明を書いたが、「後から読みたくなったとか、読みたかったけど読んでなかった本」が安く売っていたら、今後も利用しようと思う。理由は色々ある。
まず、この類の本は本屋に置いていないことも多く、通学途中の本屋になければネットで買うしか無い。
第2に、学生なのでお金がない。(実はこれが一番大きいだけかもしれない)
また、通販で買うと「中古」感が少ない。これは個人の感覚の問題だが、耳折りなどがないものが通販で送られてくると不思議と「中古」本を買ったという気にならない。

高校生の頃、古着を買うと親に「他人が着たものなんて」と言われ嫌がられたが、受験勉強の参考書から今買っている本までずっと「本は新品」を貫いてきた。
あるかどうか分からない中古の本屋に本を探しにいくのが億劫だったことと、「中古」感が多少嫌だったからだが、「通販で買う」ことにはあまり抵抗がなかった。
いまの自分が学生でお金がないことが一番の理由だと思うが、「この値段なら買ってもいいか」と思える本は今後も中古で買っていくと思う。