今週と来週の土日で、内定先企業のセミナーに内定者として手伝いに行くことになった。現在大学3年(院1年)の人たちに自分の経験などを話して、質問に答えるといった感じだ。
人事部の人の話によると、今年の就職活動は「過熱気味」らしい。いわゆるリーマン・ショックは去年の9月15日で、そこから景気が悪くなり、底を打ったと言われてもまだまだ水準自体は低く、失業率は過去最高、有効求人倍率は過去最低。こんな状況の中での就職活動に対して焦らない人はよほどニュースを見ていないか、ただのオプティミストだろう。ただ、一番焦る要因になるのは周りの友人の「就活やってる」姿だと思うが。
こういう状況の中で、就活生が聞きたいことは「どんな企業に入るべきか」よりも「どうやって内定を得るか」なのかもしれない。その答えは「面接時の笑顔」くらいしか思い浮かばないが、それよりもまず「焦らなくていい」ことから説明してあげたい。