10/04/2009

【スポーツ】東京オリンピック

東京が2016年オリンピック招致に落選した。テレビ報道では基本的に「残念、でもプレゼンは頑張った」「五輪選手のコメントは~~」というスタンス。マスメディアとして「残念」と伝える割には、招致活動はほとんど応援してなかったように思えるのは、本音として「どーせ無理」と思っていたようにも思える。テレビ番組で、日本総研副理事長の高橋進氏が「開催地が決定する最後まで、東京でオリンピックをする必要性が分かりませんでした。」と述べていた。テレビ局外部のコメンテーターはテレビの報道姿勢に媚びない(テレビ局に睨まれても大丈夫なため)から、このようなコメントが可能だが、そう考えていた人もテレビ局内も多いのでは。
ネット上では「もともと開催すべきはない」という意見が多かった(池田信夫blog小飼弾blogなど)一方、スポーツに携わる人にとっては「素直に残念」という人が多かったのが印象的だった。

自分としては、オリンピックは確かにスポーツイベントを身近に観れることはもちろん個人的には嬉しいが、理想としてはオリンピックを「上」から持ってくるよりも、地域のスポーツを「下」から突き上げて身近に感じたいから、「東京オリンピック」は至上命題のような必要性を感じない。


さて、昨日久しぶりに首都高や環七を車で通った。現在、首都圏3環状道路は建設中で、完成は2015年頃とのことだが、オリンピック招致活動に都税150億円使うよりもこういったインフラ整備を急ぐべきである。