明日(日付としては今日)、説明会の手伝いに行ってくる。話をする相手はまだ就職活動をスタートさせたばかりの後輩学生なので、先輩として有意義なアドバイスをしてあげたい。
少し、何を話そうか考えてみて思い至ったことは「その企業が何をしているのか」をシンプルに考えること、だった。就職活動はどうしても営業・企画・開発・マーケティング・運用など、「自分がどう働くか」を考えがちだが、もっと大局的に企業がしているビジネスを考えてみることが必要だと思う。
生保なら「契約者から保険料を集めて、運用し、配当金・保険金をお返しする」という具合に考えてみて、そのビジネスを自分がしたいかをマッチングさせてみる。そうすれば、何を学ばなければいけないかも見えてくるし、見えなかった仕事も自分で思いつくだろう。
就職活動をしている当事者になると、本当に細かいことを気にしてしまう。SPI、エントリシートの細かい文言、面接での礼儀作法、服装などを気にしてしまいがちだが、本当はそのような細かいことは関係ないだろう。自分も「御社」とか慣れない言葉は全く使わなかった。
無責任に聞こえるかもしれないが、「楽しむ」ことも大切だと思う。説明会などで隣の学生に話しかけるとか、知らない人と話すことが就職活動そのものなのだから、人と話すことを楽しめる人にいい結果が回ってくるのだろう。