成田空港を即刻廃止せよ---堀江貴文オフィシャルブログ
メディアでは毎日のように日本航空(JAL)の経営再建問題が取り上げられている。それに付随して、日本の航空行政も俎上に上がるのだが、個人的にはJAL単体の年金や労使問題よりも、航空も含めた日本の交通行政を議論すべきだと思う。
交通機関は主に業種別に3つに分けられる。その3つとも議論すべきことが多い。
●航空・・・羽田の拡張、それに伴う成田の役割、関空の立ち位置、造りすぎたと言われる地方空港
●道路・・・高速道路の無料化、首都圏の3環状道路の整備、タクシー規制
●鉄道・・・リニア新幹線
厄介なのは、この3つ(海運も入れれば4つ)が複雑に絡みあっているということだ。アッチを立てればコッチが立たず、レガシーコストは膨らみ、結局ニワトリタマゴの話になってしまう。
最終的にどんな結論をだすにせよ、それが一人(企業、地域)ひとりにとっても最適な結論であることは不可能なのだ。結論が全体最適であるためには、その結論に至るまでの経緯の透明化や説明責任が重要になる。