最近、メディアで農業が取り上げられることが多くなった。そのほとんどが農地レンタルや週末だけ畑に行く、などの「今まで農業に関わってこなかった人でも手軽に農業が出来るようになった」というような、農業へのハードルが下がってますよ、という打ち出し方だ。
正直、「これ、続くのかな?」と思う。続く人と続かない人がいるだろうが、一過性のブームである気がしてならない。
9月の連休に長野の親戚の家にお邪魔したが、そこでも畑を持っていて農業をやっていた。そこで感じた「週末農業」との圧倒的な違いは、もはや農業が生活の一部であり切っても切り離せない存在になっているということだ。逆説的だが、ずっと農業をやっている人々のほうが「農業をやっている」とは考えておらず、習慣であり日課であり無意識なのだ。
自分は農業には全く無知だが、傍から見ても「継続」が一番重要だと感じる。週末農業は継続できるのだろうか。